mySalesforceとは何か

Salesforceをモバイルアプリで利用するときのより完全なブランディング版です。具体的には、これまで利用していた Salesforce モバイルアプリに対して、アプリアイコンやアプリ名、起動画面、カラースキーム、アプリケーションストアのリスト（名前、説明、画像、スクリーンショット、サポートURL、マーケティングURL）…などといった、外観のカスタマイズができるようになったのが mySalesforce ということです。

端的には mySalesforce はSalesforceモバイルアプリのブランディングバージョンを実現する仕組みといえます。

Salesforceはこれまでもアプリケーションやログイン画面のブランディングなど、いくつかの機能で視覚的なカスタマイズをすることができました。一方で、モバイルアプリはというと、 Salesforce1, Salesforce A （少々ややこしいのですが、いまでは「Salesforce」に統合されました）を利用する際、たとえばアプリ名や起動時のブランドモーダルなどは標準の統一されたビジュアルしかありませんでした。

DreamforceでのmySalesforceの発表

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2017年の Dreamforce で発表された mySalesforceについての発表によると、 2017年12月頃より、モバイルアプリでのブランディングが可能になるプログラムが開始されるとのことです。

Introducing mySalesforce, Branded Apps for a Mobile World （mySalesforce、モバイル向けにブランドされたアプリのご紹介） https://www.salesforce.com/blog/2017/11/mysalesforce-branded-mobile-apps.html

今年はmyIoTやmyEinsteinなどが続々と発表されていますが、 mySalesforceの発表だけでもこれだけ！予定されてます。

Delivering Branded Mobile Apps with mySalesforce (and mySalesforce1) Monday, November 6, 12:00 PM - 12:40 PM Moscone West, 2024
Intro to mySalesforce: Custom-Brand Every Employee's Mobile Experience Monday, November 6, 2:00 PM - 2:20 PM Moscone South, Campground: Main Theater
Delivering Branded Mobile Apps with mySalesforce (and mySalesforce1) - Repeat Thursday, November 9, 9:00 AM - 9:40 AM Moscone West, 2024
Intro to mySalesforce: Custom-Brand Every Employee's Mobile Experience Thursday, November 9, 12:30 PM - 12:50 PM Moscone South, Campground: Main Theater

ブランディングできるのはどんな機能か

視覚的な以下の機能がカスタマイズできる予定です。

アプリアイコン
アプリ名
起動画面
カラースキーム
アプリケーションストアのリスト（名前、説明、画像、スクリーンショット、サポートURL、マーケティングURL）
認証URL
ヘルプURL

私が一番気になったのはアプリケーションストアのリストをカスタマイズできることで、これができると企業やサービスごとにSalesforceモバイルアプリを独自に配布できるようなイメージですね。 AppExchangeでアプリケーションを配布してみるとわかるのですが、お客様がアプリを見つけるときに、わかりやすくブランディングされているかは普及の速度を考えると非常にキーになります。 iOSやAndroidなどの大規模なマーケットで展開していくうえで、カスタマイズしやすい仕組みがあるのは嬉しいですね。