こんにちは!金森です。
Dreamforceから無事に帰国いたしました!!しばらくは1週間離れていた案件のキャッチアップでアップアップする予定です(笑)
今日はDreamforceの初日に参加した Lightning Mega SessionとmyLightningについてご紹介したいと思います。
A Mega Lightning Session: With T-Mobile, CROSSMARK & Salesforce Product Leaders
このセッションは、初日の11/6 11:30~と、3日目の11/8 13:30〜の2回実施されたLightning Mega Sessionの一つです。
今回、Mega Sessionが行われたのは、Lightningだけですので、Salesforceの力の入れ方がわかりますね。
Classic→Lightningへの変化
ClassicからLightningへの変化とは、
「データの可視化」→「ワークフロー」
への変化である、との説明にとても納得感がありました。
Classicに慣れていると、Lightningでのデータ表示の仕方に違和感を感じることもあると思いますが、ワークフローベースになっているのだ、と思うと納得感を持って変化についていけるかもしれません。
Lightnignは人を生産的にし、開発を早くする
「Lightningは人を生産的にするように設計されており、700以上の生産性を加速させる工夫を入れることで、40%の生産性アップを実現している」、と語られていました。
また、Lightning Platformは再利用可能なコンポーネントを使うことで、毎回一から作るより早く開発を進められます。セッションでは、
Create Once, Deploy Everwhere
と語られていましたが、これは弊社のようなSIerであれば特に,様々な場面で利用できるComponentを蓄積しておくことで、お客様に迅速に価値を届けることができるようになるのではないかなと思います。
この写真のように、Developerが作成したComponentをAdminがうまく利用してサービスを作っていく、というのが実現できると非常に良いですね。
myLightning
今回のDreamforceの目玉のmyシリーズのLightning版ですが、この時点ではまだマーク・ベニオフ氏のメインキーノートの前でしたので、おそらくここが初出しだったのではないでしょうか?(この時点でブログ(英語です!!)では情報公開されていました)
myLightningはLightningを自分たちの会社に合わせてブランディングできる機能群をまとめたものです。上記のブログなどによると既存の機能も含めた下記の4つで構成されています。
- Theming and Design System
- App Builder with Dynamic Pages
- Lightning Flow
- Lightning Bolt
ブログでは上の三つにnew!がついていますが、「Theming」以外はWinter'18までにリリースされてるので、実はもうほとんど利用できます。「Theming」も2018年の早い段階でリリースされ追加コスト無しで利用できるとのことです。
(なぜか写真のスライドではLightning Boltが含まれていませんね)
Theming and Design System
Lightningでブランドのロゴを設定したり、背景色/イメージを設定できる機能です。ビルトインテーマの他、数回のクリックで構築できるカスタムテーマが約300あるそうです。
下の写真はセッションで紹介されていた、T-Mobile社のLighningのページです。
よく見ると各パーツは見慣れたコンポーネントですが、パッと見た時の印象は全然違いますよね!
今日はここまで
他の機能についても紹介しようか迷いましたが、「App Builder with Dynamic Pages」や「Lightning Flow」については個別で記事を作成したいと思います。Classicからの移行など、何かと大変なイメージもありますが、Lightningはやっぱり良いですね!今回のDreamforceではほとんど全ての場所でLightningでDemoが行われていたこともあり、Lightningの普及はどんどん進んでいくかと思います。
まだClassicの組織をお持ちの皆さん(弊社もですが、、、)、そろそろ移行を考えて見ませんか!?
Dreamforceは終わりましたが、そこで得た知見はまだまだありますので、整理して少しずつでもこちらで公開していきたいと思いますので、ぜひお付き合いください!!