こんにちは!CI事業部 高橋です。
サンフランシスコは連日晴れが続いております。
本日はDreamforce2019 Day2の様子をお届けいたします。
掲題の件ですが、Developer Keynoteではsalesforceの新機能の紹介と、事例のデモを行なっていましたので紹介いたします。
なお、Dreamforceでの発表は、将来の予定も含まれているため、実装されないものもございますのでご注意ください。
まず最初に、今回の新機能の一つであるEverGreenの発表がありました。
本機能を要約すると
①イベント駆動型 Function 機能を提供し、ビジネスロジックやイベント処理を、Node.js、Java、Apex といった開発言語で構築することができる。
②Kubernetes をベースとしているので、Salesforce が運用するフルマネージドなサーバーレスサービスを提供できる。
というものです。
セッションではとあるホテル会社を舞台に、清掃スタッフがアプリを使用して部屋を清掃完了とマークすると、プラットフォームイベントが、Node.js で作成された Function をよびだし、ゲストにリアルタイム通知を送信し、アーリーチェックインの準備が完了したことを知らせるデモを行なっていました。
また、APIポータルサイトの発表がありました。
APIに関するドキュメントを一箇所で確認できるようになります。
Einsteinの発表もありました。
現在はEinstein VisionとEinstein Languageが提供・サポートされていますが、
Pilot版としてEinstein Multi-LanguageとEinstein OCRが、Beta版としてEinstein Voiceが提供されています。
Lightning Full Sandboxの発表
Fullsandbox同様の本番環境のデータを含めた環境の構築が、数分で可能になりました。リフレッシュも毎日できるようです。
リアルタイムでイベントモニタリングができる機能
レポート出力やデータのエクスポートなどのイベント発火時にシステム管理者にメール通知したり、ユーザに警告を出したりできるようになりました。
Data MaskのPailot機能の発表
Fullsandbox等、データを作成する環境を構築する際に、maskする項目を設定する機能が、pilot版で提供されました。
(デモでは設定画面よりマスク項目を設定したらApexクラスが生成され、sandbox作成時にそのApexを起動していました)
本セッションは新機能の紹介が多かったですが、ほかのセッションでも新機能や事例の発表がたくさんありましたので、随時共有していきます!